2012/01/29

Metallica - Some Kind of Monster (2004)

F※※K!!! ラーズ兄貴吼える

メタリカ 真実の瞬間

本作『メタリカ 真実の瞬間』は、ある長寿バンドのメンバーたちの間で複雑な人間関係が生まれ、はぐくまれ、試練を受けるさまをのぞき見的な興味を織り交ぜながら描く。ここでグループ・セラピーと自己発見をじっくりと繰り広げるのは、史上もっとも成功を収めたヘヴィ・メタル・グループ、メタリカ。この一点によって、本作は非常にユニークな魅力を持つことになった。アルバム『St. Anger』のレコーディングに悪戦苦闘し、月4万ドルで“パフォーマンス向上コーチ”のフィル・トウルを雇ってジェームス・ヘットフィールド、ラーズ・ウルリッヒ、カーク・ハメットの相談役とし、アルコール依存症や創造上の障害に立ち向かい、メタリカを存続させるために自分たち自身にも立ち向かう。切なる希望を抱き、本音で話し合い、新たなベーシストとしてロバート・トゥルージロを雇うことで、個人的・職業的害悪と闘うメタリカ。ビジネスの厳しさは、彼らからますます激しい闘争心を引き出していく。
いやーここまで曝け出すとは。
ジェイムスがアルコール依存治療のため、正午から4時までしか仕事をしなくなった。残ったメンバーはジェイムスが帰ってからも仕事をするが、ジェイムスは自分がいない間に物事が進むことやMetallicaをコントロールできないことに不満を言い出す。そこでラーズ兄貴はジェイムスに「何がルールだ。俺らはロックンロール・バンドだぞ。全力でやらないのなら、やらないほうがましだ。F##K!」
ラーズは最高だ。